箱根駅伝2021が2021年1月2日と3日にわたり無事開催されました。
新型コロナウィルスの影響で大会開催も危ぶまれた箱根駅伝2021でしたが、無事終わりました。
優勝は駒澤大学。
そして創価大学が4回目の箱根駅伝で初の準優勝となりました。
往路では優勝となっています。
復路も10区の最後までは首位を守っていたものの、ゴール目前で駒澤大学に抜かれ一位を明け渡す結果となりました。
そして大会終了後に行われた榎木和貴監督のインタビューの内容が話題となっています。
そして大会後にツイッターを更新した10区のアンカーを走った創価大の小野寺選手の内容に心が痛んだのでこちらもご紹介したいと思います。
私も監督のインタビューは全て聞いていたのですが、気になったのでツィッターで見てみるとやはりいろんな意味で話題となっていたので記事にまとめてみたいと思いました。
まずは榎木和貴監督のプロフィールからご紹介したいと思います。
https://dailywakuwaku.com/2829.html
https://dailywakuwaku.com/1660.html
榎木和貴(えのきかずたか)監督プロフィール
1974年6月生まれ。
中京大出身。
監督就任は2019年2月。
指導年数は2年目となった。
現役時代は箱根駅伝で4年連続区間賞を獲得している。
総合優勝も経験。
実業団での指導経験を経て創価大学監督に就任。
昨シーズン、就任一年目にしてチーム史上初となるシード権を獲得する。
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榎木和貴監督はプロフィールからもわかる通り、自身が選手時代に4年連続箱根駅伝出場、そして4年連続区間賞をとっているという素晴らしい戦績があります。
そして創価大学の監督に就任してからまだ2年の監督。
前回は監督就任1年目にしてシード権を獲得、今年は準優勝と指導者としても輝かしい実績を残しつつありますよね。
名選手であり名監督と言われるにふさわしい経歴を駆け抜けている方ですね。
そんな榎木和貴監督のインタビューとはどんな内容だったのか、もう一度みていきたいと思います。
創価大学・榎木和貴監督の大会後インタビュー内容
榎木監督の大会が終了した後のアナウンサーとのインタビューの内容を全文見ていきたいと思います。
アナウンサー:
総合2位創価大学の榎木監督です。お疲れ様でした。
最後の最後で惜しくも総合2位となりました。今レースを振り返っていただくことはできますか?
榎木和貴監督:選手たちはよく戦ってくれたと思います。ただ、やっぱりアンカーにしっかり走れる選手を据えられなかったというのは、指導力不足だと感じましたし、、、決して選手が悪いわけではなく、また次の挑戦をしろということだと思いますので、2番ということで当初の目標はクリアしたわけですから、前向きに考えたいなと思っています。
アナウンサー:
4区でトップにたち、そこからずーとトップを走ったその景色というのは、どうご覧になりましたか?榎木和貴監督:
そうですね。私が学生の時に経験した舞台というのを選手たちも同じ目線で見ることができたっていうことは成長だと思いますし、また最後優勝のゴールテープがきれなかったというところは、来年の課題を与えられると思ってこの1年しっかりと取り組んでいきたいと思っています。アナウンサー:
出場4回目にして往路優勝、そして大学の記録も大幅に更新、歴史をつくりましたね。榎木和貴監督:
そうですね。選手たちは本当によく頑張ってくれたと思います。私自身が指導者としてまだまだやっぱり優勝できるチーム作りっていうのは、2年では早いっていう風に言われているのかなと思いますので、しっかりと噛み締めて、もう一回チームづくりを立て直したいと思っています。
アナウンサー:
最後にがんばった選手たちへ声をかけるとすれば・・・榎木和貴監督:
本当に往路から想像以上の走りをしてくれて、本当に頼もしい選手たちだったと思います。また来年のチャンスが残されている選手たちがたくさんいますので、この悔しさを忘れることなくまた来年の箱根に向けてしっかりと準備をしていきたいと思っています。
このインタビューの中で、榎木監督が選手が
- 頼もしい選手たちだった
- 選手たちはよくがんばってくれた
とした一方で、インタビュー最初のところで
「やっぱりアンカーにしっかり走れる選手を据えられなかったというのは・・・」
という文言にネットではザワザワと話題になっています。
監督は自分の責任としながらも、「アンカーにしっかり走れる選手を据えられなかった」という言葉が、アンカーを走った小野寺選手の気持ちを考えるとかわいそうだという声が上がったのです。
確かにここだけを取り上げると小野寺くんのメンタルを考えると、まだまだ学生ですし、初めての駅伝でもあり、初めての大舞台、とてもかわいそうに思えてきます。
大会後の小野寺選手が更新したツイートに心配の声が!
ごめんなさい。
全部受け止めて来年強くなって戻ってきます。
これからもどうか創価大学の応援よろしくお願いします。— 小野寺 勇樹 (@yu_kideradera) January 3, 2021
↑こちらが小野寺勇樹選手が大会後に更新したツイートです。
「ごめんなさい」という言葉が辛いです。
謝る必要なんて本当にないです!
大舞台で必死で頑張る姿に感動をもらいました。
また来年の活躍を期待しています!!
この小野寺選手のツイートにたくさんの温かい声援が送られています!
あなたの走りに、日本中がテレビに向かって声援を送り、最後まで諦めない強さを教えてもらいました。
涙が止まりませんでした。
辛かったのに、走り続けたあなたは、それだけで大勝利です。大丈夫。
本当にお疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
感動をありがとう😊— ゆー (@43_yossan_43) January 3, 2021
謝る必要なんてないですよ。
小野寺くんが大事に至ってなかったならそれだけで充分です。
23キロという長い区間、
本当に苦しかったと思いますが素晴らしい走りでした。
また来年、強くなって帰ってくる小野寺選手を待ってます!
本当にお疲れ様でした!— しゅーじ@駅伝垢 (@shujigotokai) January 3, 2021
小野寺選手、謝る必要は全くないと思います🙋
コロナ禍で色々と難しい中での箱根駅伝、そして最終10区は大変だったと思います。走る姿にいっぱいの勇気とたくさんの感動をもらいましたよ、本当です☺️まずは少し休んでおいしいものをいっぱい食べて元気になってください。本当にお疲れさまでした🙇
— あゆ ⚾【🦁】 (@ayuchan_2000) January 3, 2021
榎木監督の大会後インタビューに関してネットでは?
さっきの創価大の榎木監督のインタビューの「選手は悪くありません」「走れない選手をアンカーに据えた私の責任です」って言葉がずっと心に引っかかってしまってるな……「選手は悪くない」って言いつつ、それ小野寺くんが聞いたらと思うと……ううん……
— 秋 (@McMIRANdakarane) January 3, 2021
創価大監督「選手達は頑張りましたが、最後の10区に走れる選手を据えられなかった私の指導力不足だと思っています。」
⬆️
結構辛辣な事言ってね⁉️— 田楽MAN@政治とSASUKE (@dengakumaaaaan) January 3, 2021
創価大榎木監督…ちゃんとインタビューに応えてて、選手は頑張ったけどアンカーを選んだ僕の責任と、率いる人としてちゃんとしてる。
名将なのは間違い無いから堂々としてくださいな。
— くら (Kura) (@Kura_t_teio) January 3, 2021
榎木監督のインタビューで発した言葉、
行間を読み取れなかった人々が勝手に怒ってるな。監督と選手たちがしっかり繋がっていればなんの問題もないこと。
#箱根駅伝2021— yuji (@adlivebang) January 3, 2021
榎木監督のインタビューでの発言は確かに言葉が足りなくて誤解を招く部分があったと思うけど、小野寺くんを貶める意図はなかったと思うよ。それを部分的に切り取って誇張して間違った方向に誘導する記事が存在するのが最悪。
— 3105 (@satono821915) January 3, 2021
と、ネットでは「かわいそうだ」という声や、「監督は自己責任を言いたかっただけ」など色々な声が上がっています。
選手が良いコンディションではなかったことを、指導者として見抜けなかったことを「自分の責任だ」とした監督の考えだったのかもしれませんね。
まとめ
創価大・榎木和貴監督の大会後インタビューに関しては、聞く人によって色々な捉えかたになってしまったように思います。
しかし、指導者として戦いの場で厳しい言葉がでるのも事実なのかもしれません。
選手と監督という第三者にはわからない信頼や繋がりがあれば何も問題はないのかもしれません。
小野寺選手は本当に素晴らしい走りと頑張りを見せてもらいました。
そして今回の創価大学駅伝部の大躍進はすごい快挙だったことは事実です。
今シーズンの駅伝これから楽しみですよね。
創価大学駅伝部と榎木和貴監督のこれからの活躍に期待したいと思います。
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