まもなく開催される東京オリンピック、パラリンピック(東京五輪)。
連日メディアで見るIOCのトーマスバッハ会長。
今年で67歳で、国籍はドイツです。
日本では新型コロナウィルス感染拡大が止まらず多くの国民が東京オリンピック・パラリンピック開催に反対する中、強行されることが決定しています。
その強行されるオリンピックのトップとして多くの批判の矛先がトーマスバッハ会長に向いています。
先日も広島をVIP待遇で訪問されました。
そして色々な批判が巻き起こりました。
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国際オリンピック委員会(IOC)のトップであるトーマスバッハ会長とはどんな人なのでしょうか?
優しそうに見える外見とは裏腹にお金にまつわるブラックな噂や成上り人生と言われています。
ここではトーマスバッハ会長の経歴や奥さん(妻)はどんな人なのか調べてみました。
トーマスバッハ会長はどんな人?経歴やプロフィール!五輪フェンシング選手だった!
トーマスバッハ氏は2013年にIOCの会長に選ばれています。
ですので、今年で8年目ということになりますね。
バッハ氏の生い立ちや経歴を見ていきたいと思います。
ドイツ南部のタウバービショフスハイムという都市で育ったバッハ氏。
お父さんはソ連の捕虜収容所からの帰還兵で、戦争で心臓を悪くしていたそうです。
そしてバッハ氏が14歳の時に亡くなったということです。
実家は織物店を経営していて母親が切り盛りをし、トーマス少年をそだてたそうです。
けっして裕福とはいえない中流階級の下だったと本人も語っているようです。
そしてトーマス・バッハ氏は6歳の時にフェンシングに出会います。
その後頭角を現し、西ドイツのナショナルチームの一員に抜擢され1976年のモントリオールオリンピックでは男子フルーレ団体(フェンシング)で金メダルを獲得するのです。
この時、バッハ氏はヴェルツブル大学に通っている大学生でした。
ヴェルツブル大学はドイツの名門大学ということです。
文武両道とはこのことですよね。
金メダルも獲得した元アスリートで、優しそうでにこやかな印象のバッハ氏ですが、ドイツでの評判は悪いらしいのです。
功績があった元アスリートというイメージよりも、ビジネスでお金に汚いバッハ氏というイメージの方が強いそうです。
なんだか以外ですよね。
アスリート引退後の人生についてアスリートを助けたいという思いがあり、スポーツ界に貢献しようと「スポーツ官僚」の道を志したようです。
1981年にはアスリート委員会の委員となりました。
そして、1982年には弁護士の司法試験にも合格し、83年には法学の博士号も取得。
当時のIOCサマランチ会長と親密な関係であったアディダス社を筆頭に、色々な大企業の顧問や監査役などを歴任していきます。
そのようにしてビジネス界で成功を収めていったのです。
このようにして、人脈を生かして、巨額のお金を集めるようになっていったといいます。
本当にさ、国民を舐めまくっとるよね。#五輪は中止しかない#オリンピックより命を守れ
IOCバッハ会長歓迎パーティーに怒りの声「都民は自粛なのに」トレンド入り 森前会長も出席か「辞めてるのに何故」(中日スポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/ZV0fZQJHID
— ryuya (@ryuya28239496) July 17, 2021
トーマス・バッハ氏IOCでの経歴
1991年 IOC委員
1996年 IOC 理事
2000年 IOC副会長
2013年 IOC会長に就任
このように31年間の間に着実にトップへの階段を登っていったのです。
ビジネス面では2000年にシーメンスと顧問契約を締結しています。
その理由は、IOCで得たアラブ諸国との人脈を生かしたいというシーメンス側の理由があったようですね。
この時の契約料が破格と言われていて、顧問契約が年間5000万円強、そしてこれに加え、日当として1日66万程度ももらっていたそうなんです。
すごいお金ですよね。
海外の企業ではあり得る数字なのかもしれませんが、顧問契約料だけでこの値段ですから驚きです。
この他にも武器販売の疑惑がある企業とも高額の顧問契約を結んでいた過去もあり、こういった理由で自国ではあまり評判がよくないということのようです。
平和の祭典を取り仕切るトップとうよりは、ビジネスマンということなんですね。
新型コロナの歌
~ちっとも危険じゃない~
♪
安心安全、夏休み
安心安全、お盆の帰省
安心安全、4連休
政府が決めた4連休
安心安全、オリパラ開催@iocmedia@Olympics@tocho_koho@kantei@sports_JSA
【東京五輪】来日バッハ会長の隔離“たった3日”に非難ごうごう https://t.co/w43pfNlarq— Naohiro Sekoguchi (@NaoSekko) July 17, 2021
IOC会長就任の裏にも疑惑のマネーの匂いがあった!
2013年に晴れてIOCの会長に就任するのですが、この就任を後押しした人物がアジア・オリンピック評議会のシェイク・アハマド会長といわれています。
このシェイクアハマド会長はクエートの王族で巨額のオイルマネーを背景にもつ人物といわれています。
そしてアハマド会長は、世界のスポーツ界とビジネス界に強い影響力をもち、ビジネス面でもバッハ氏のパートナー的存在であったようです。
IOC会長に就任したバッハ会長は、それまで数々の企業と結んでいた顧問契約を解消したということですが、それまでに得た資産がすごい額なんです!
なんと、3億ユーロ以上、日本円で約400億円といわれています!
凄すぎます!!
裕福ではない母子家庭から、金メダリスト、弁護士、最強のビジネスマン、オリンピック委員会のトップへとのし上がったトーマス・バッハ氏。
優しそうな笑顔の裏には、自らの権力とマネーのためにのし上がる信念を感じます。
そんなバッハ氏の奥さんはどんな人なのでしょうか?
バッハ氏の奥さん(妻)はどんな人?子供は?
トーマス・バッハ氏の奥さんは、クラウディアさんといいます。
結婚40年ぐらいになるそうです。
バッハ氏は現在67歳なので、27歳の時に結婚したことになりますね。
クラウディアさんは元教師で現在は障害者支援団体の役員を務めているそうです。
2人の間に子供はいないそうです。
メディアにとられた写真を見る限り、とても素朴な飾り気のない女性に見えました。
お二人にしかわからないことですが、飾りっ気のないご夫婦で権力や巨額のお金が必要なのかな?って思ってしまいます。
まとめ
IOC会長のトーマス・バッハ氏がどんな人なのか、経歴や、奥さんについても調べてみました。
連日テレビに映るバッハ氏は紳士的で優しそうにみえますが、経歴を見ていくとすごく芯のつよし権力、マネーのために生きてきたんだろうなということがわかりました。
そして、平和の祭典と言われていますが、バッハ氏やIOCの東京五輪開催への強行姿勢からわかるように、平和の祭典ではなく、金と名声と権力が渦巻いている舞台なんだなということがわかります。
とはいえ、五輪開催が決定し、コロナ禍においてもたくさんのアスリートが世界中から集まり競い合います。
開催が決定した以上、自宅でアスリートのみなさんの活躍を応援したいですね!